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人間やりたい記

人間やりたい記
7.18海の日 夕方

7.15下北沢Club251闘魂十番勝負下北沢三巴

人間やりたい
ミックスジュース
肉、喰わせろ
快楽奴隷
フリフリフリフラ
群青色の空がどこまでも突き抜けてる感じ
バランス
ファイト一発
1000の女

獣欲ウルトラ

2003年12月にQUEで行ったワンマン以来、実に1年7ヶ月ぶりの自主企画。オープングのSEは角川映画絶頂期の大作“復活の日”のテーマソングで、ヴォーカルはジャニスイアン。家族3人で観に行った思い出深い映画から、宙ブラリ企画久々の“復活”とゆうことで……さてさて、こっからはもう突進あるのみ。8月は本当どのブッキングも面白そう!“劇的ライブ6”と勝手に今命名、一気に力つけて9月25日!闘魂7番対TOMOVSKY戦だ!

小学5年生位からかな、母親が働き出して、あんまり子供に手をかけられなくなり出したんだな。それをいいことに俺は毎朝ギリギリまで寝てて遅刻すれすれ、学校まで全力疾走を繰り返す日々が始まった。そうしたら6年生の時のマラソン大会で、それまで19位が最高だった俺がなんと3位に入賞したんだ。もう嬉しくてねえ、中学に上るとあっさり陸上部に入部。実に高校3年まで6年間陸上一筋って感じだった。1500メートルが好きだった。苦しいし辛くて辛くて、試合の前になると本気で関東大震災が来て試合が中止にならないかなって祈った。でも続けた。何とか都大会に行けるくらいの力しか無かったけど、学校では一番速かったし、何と言っても試合や練習で走り終えた後の達成感、爽快感が苦しい分たまらなかった。高3の夏、最後の大会。先の新人戦で都の決勝まで“あと1人”ってとこで残れなかった俺にとって、目標は当然“決勝進出”あわよくば“関東大会”
だった。いっぱい練習した。BESTが4分16秒。都で決勝に残るにはなんとしても4分10秒をきらねばならなかったし、その記録を1日に2本出せる体力が必要だった。冬の終わり、1500メートル2本を300メートルジョギングを挟んで立て続けに走る、いわゆるインターバル練習で2本とも20秒そこそこでまとめた。ちょっとした手ごたえを感じたね。こりゃあ行けるかなって、調子に乗ってガンガン練習したらその頃を境にガクッとタイムが落ち出した。全然足が動かなくなっちゃって、息ばっかり上がるのね。完全な調整ミス。そのまま初夏の地区大会。必死に走ったよ。もう苦しいのとかどうでも良かった。足動け!足動いてくれ!って。地区さえ乗り切れば都大会まで少し時間があるから、再調整も可能だと思って、必死で走った。だけど抜かれて行く。スローモーションみたいに抜かれて行く。1人、2人。なんでこんなに足が重たいんだろう?体中が痺れちゃって、どうやって手を動かすのかもワカンナイ。全部がバラバラだ。重たく痺れたバラバラだ――惨敗。なんとかゴールは出来たって感じ。6年間やって来た最後が、まだ人もまばら、午前中に行われた地区予選の予選。何の練習だったんだろう?陸上やり出して初めて心底悔しいと思った。それが最後の大会。どうしょうもない。やり場なんかどこにもない。高2までね、なんとなーく続けてたんだな――言われるがままなんとなーく練習して、なんとなーく記録が伸びて、なんとなーく楽しくて……なんで今が高2じゃないんだろう?来年に向けてしっかりスケジュール組んで、いっぱい練習するんだ。調整も完璧にしてさ。絶対行けるよ!……なんで高3なんだろう?本当に悔しかった。
宙ブラリを初めて10年以上になる。さあここが勝負ドコ!って時が何回かあった。どうにも乗り切れてないのが現状かな。バンドは一人じゃ出来ないから、なかなか難しい面も多いけど、ここ!って時にはやりきりたい。調整ミスはもう嫌なんだ。しっかり練って完全に高まった音を言葉をリズムを、ここ一番ぶつけたい。ありがたいことにバンドはやり直しが利く。高3の夏は一度で終わり。ババッと来て400メートルトラックを4週弱、あっとゆう間に終わっちまった。宙ブラリには今年も夏が来てくれる。8月だけでも6ステージも歌える。まあ頑張ってるからってのもあるけど、ありがたいコトだ。1本1本大切に挑みたい。なんとも蒸し暑い季節にはそんな気分が高まる。高3のあの時の悔しさはかけがえの無い財産なんだろうな。

南 謙一

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